引き続き、カクレクマノミ・ネモのトリコディナ治療の記録を残していきます!
前回の記事はカクレクマノミのトリコディナ治療記録 ①をご覧ください。
※注意※
本ブログで紹介した治療や対応が、すべてのカクレクマノミのトリコディナを完治させる保証はありません。
トリコディナと向き合う飼い主の一例として、ご参考までにご覧いたき、一つの方法としてお役に立てれば幸いです。
アロナックスも!?
トリコディナ治療を始めたカクレクマノミのネモ。
30㎝水槽に隔離され、60㎝水槽では殺菌灯が稼働しています。

しかし、先住のカクレクマノミ・初代アロナックスの左胸びれに、トリコディナの症状らしき白い濁りが現れてしまいました…
そこで、ネモと並行してアロナックスも淡水浴(2分)を実施。
すでに体が大きく健康体であったことを踏まえ、隔離はせずに60㎝水槽で引き続き様子を見ます。
殺菌灯
殺菌灯は、寄生虫や細菌、藻類などを紫外線によって殺菌する機器です。
水中の水を吸い込み、内蔵された紫外線ランプで照らして寄生虫や細菌を殺菌し、水槽内の環境を改善してくれます。
トリコディナに限らず、白点病などは淡水浴によって寄生虫が剥がれ落ちても、水槽自体に病気の原因が残っているはずです。
これを放置していると、淡水浴でせっかく改善した病状が再発・悪化してしまいます。
それを防ぐためにも、病気が判明したときは水槽の環境改善もとても重要です。
他の魚たちに負担をかけない程度の水替えと並行して、殺菌灯での徹底的な病原殲滅を目指します。
我が家では、60㎝水槽にカミハのリオプロップUV7W水中殺菌灯を使用。
30㎝水槽には、今回の件で追加購入したヨウ素殺菌筒を導入。
殺菌に紫外線を使用する殺菌灯に対し、ヨウ素殺菌筒はその名の通り、ヨウ素を使って殺菌します。
ヨウ素殺菌筒は吸着ボールに付着した細菌を殺菌する仕組みのため、必要以上にバクテリアなどの微生物を殺菌しません。
苔の予防などには不向きですが、立ち上げ直後の水槽や水質のバランスが取れた水槽での予防的な使用に向いていると思います!
さらに、殺菌灯に比べ安価なので、導入しやすいメリットがあります✨
使えるものはすべて使い、水槽の状態を改善しつつ、病状のある魚たちの治療を続けていきます。
改善
魚たちの状態を確認しつつ、1日から2日おきに淡水浴を続けること10日。
体が小さくトリコディナの症状も強かった(早期発見だったので、重症というほどではありませんでした)ネモは、淡水浴という負担にも耐え、徐々に元気を取り戻し餌もしかり食べるようになりました!
アロナックスは二度の淡水浴で病状が治まり、経過観察へ。
途中、ネモは白点病のような病状も出ていましたが、淡水浴を実施している、かつヨウ素殺菌筒が動いているので追加の処置は行わずに様子見しました。
数日後には、白点病のような症状はすっかり改善していました!
水槽へ戻ろう
隔離されていたネモが60㎝水槽へ戻ったのは、トリコディナ発症から15日後。※
果たしてそれが長かったのか、短かったのか。
少なくとも私としては、長い長い闘病期間でした。
※実際には病状が治まり、泳ぎ方や餌の食いつきに異変がないか数日ほどかけて確認したため、トリコディナの症状が治まったのはもう少し早かったです。
毎日気が気じゃありませんでした。
しかし幸いだったのは、ネモが小さいながらにタフな個体だったこと。
度重なる淡水浴に耐え、トリコディナに負けることなく生存してくれました。
ちなみに、アロナックスは淡水浴の際に動かなくなり、底へ沈んでしまいました。
焦りつつも、ゆっくりと水合わせを行い水槽へ戻すと、元通りになったので一安心です😅
個体によって、淡水浴での負担のかかり方が違うかもしれないので、我が子で実施する際には細心の注意が必要です‼
ネモが60㎝水槽に戻る際には、念のための最後の淡水浴を行った後、しっかり水合わせしてから戻しました。
その後、魚たちの衝突がないか様子を見つつ、トリコディナ騒動の幕が下りました。
最後に
今回のトリコディナ治療では、早期の対応が幸いして完治することができました。
トリコディナや白点病は、魚の皮膚に病状が現れ目視することができます。
また、食欲の低下や行動の変化などの症状も出てきます。
トリコディナは重症化すると、膜が全身を覆い、背びれが寝たままになったり、呼吸がしにくくて喘いだりするようになります。
そこまで放置してしまうと、淡水浴や殺菌灯などの導入では間に合わない可能性があります…
明るい環境下で、日々しっかりと魚の状態を観察することが重要です。
ちなみに、
なぜ、薬浴を選ばなかったのか。
ほかの方の治療日記やトリコディナにまつわる記事を拝見する中で、薬品を使った薬浴を試みる方法があることも認知していました。
しかし、薬浴は淡水浴よりも負担が大きいのではないか、薬品は細菌性疾病に対応であって、寄生虫に対応するとの明記はない。といった理由で、使用には至りませんでした。
しかし、今回は使用しなかっただけで、いつか使うことがあるかもしれません。
そうならないよう、今後もしっかりと魚たちの様子を確認していこうと思います!


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