現在、我が家の60㎝水槽には、4匹のデバスズメダイがいます。
淡い水色がライトや角度によってエメラルドグリーンに見える、美しい海水魚です。

気の強いスズメダイの中では比較的穏やかで、複数での混泳ができるということでお迎えした子たちです。
しかし性格というのは個体差があるので、デバスズメダイたちの中には気の強い子が2匹ほどいます。
群れていても個性あふれるデバーズですが、1匹だけ体が大きくならず、小さいままのデバスズメダイがいます。
4匹の中3匹はお迎え当時こそサイズ差が顕著でしたが、よく食べよく泳ぎ、今となってはほとんど同じサイズです。
目測ではありますが、全長は4.5㎝ほどあります。

小さいデバスズメダイは、3㎝ほど。体も薄く、体色も他のデバーズに比べると白っぽいように見えます。
日中も群れと泳ぐよりも水槽の隅の方で泳いでいることが多く、時に他のデバスズメダイから突かれていました。
弱い個体が淘汰されるのは自然の摂理ではありますが、管理された水槽でほかの魚によって命を奪われるようなことは防ぎたいものです。
日々、小さいデバスズメダイの様子はチェックしていました。
その中で、どうやらこのデバスズメダイ、目が見えていないのでは?という疑念が浮かびます。
我が家で餌として与えているのは、水面に浮かぶ顆粒タイプのもの。
水流に乗ってゆっくりと水底へ落下していきますが、デバスズメダイを筆頭にほとんどの魚たちは水面をつついて餌を食べます。
しかし問題のデバスズメダイは、餌がない場所をパクパク、水面でもない場所でパクパク、餌に気づいたと思ったら、餌の横の何もない空間をパクパク……こんな様子です。
食欲はあるようで、餌があれば水面をつつくのですが、全然口に入らない。
一生懸命口を伸ばす間に、他の魚たちが餌を食べ尽くしてしまう。
そういう状態が続いていました。
このままでは十分な餌にありつけず弱ってしまうと思い、隔離ケースを投入することに。
餌のない場所をパクパクしつつも、そのうち餌に辿りつきしっかり食べています。
背後でにおいにつられたスカンクシュリンプが必死に泳いでいますが、ケースの中へは侵入できません。
隔離ケースに入れることで、餌を他の魚に奪われず、ゆっくりと自分のペースで食べられています。
果たして、このデバスズメダイは目が悪いのか、はたまた弱っていて餌を食べることができていないのか。真相は今のところわかりません……
しばらくは隔離したまま体力をつけてもらい、もう少し大きくなったら群れに戻そうと思っています。


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